引越しトラブル解決

お引越しトラブル

 引越しでトラブル・・・せっかくの新生活の始まりがそれだけで台無しになってしまいます。  

 引越しではどんなトラブルがあるのか、トラブルが起こらないようにするにはどうすればよいのか、

 全部を紹介できるわけではありませんが、ここでチェックしておきましょう!

引越し前に起こりがちなトラブル

引っ越し

引越し業者を選ぶとき、いくつかの業者に相見積もりを頼むのは既に常識。正確な見積もりを貰うためにも、実際に来てもらい、荷物を見てもらって見積もりしてもらうのが普通ですが、中には「見積料」を請求してくる業者もあります。「ウチでは必ず見積料を貰っています」などと言われると、そういうものかと思ってしまいがちですが、「見積料」は一切払う必要はありません。強行に見積料を請求してくる業者だったら、避けた方がいいでしょう。 また、いくつも見積もりを取ると、断るのを忘れてしまうというミスも起こりがち。そこで「キャンセル料」を請求されてしまったという例もありますが、見積は正式な契約ではないので、キャンセル料を払う必要はありません。とはいえ、きちんと断っておかなかったこちらも悪い。 もしも、トラックを出してきてしまっていたら、応分の負担は避けられないかも。くれぐれも、きちんと断りの連絡は入れておくように。そうしないと、予想外の出費になりかねません。

ひ3

見積に来て貰ったら「今、契約してくれれば値引きします」「いまここで契約してください」などと言われることがあります。でも、それでは合い見積もりの意味がありません。よほど信頼できると思えない限り、きちんと「検討して後日返事します」と答えるのがいいでしょう。それでも強行に契約を迫られたら、もうはっきりと断ってしまいましょう。こういう業者は契約内容をきちんと説明しないことも多いはず。後々のトラブルの元です。はっきりと「帰って欲しい」と告げ、それでも帰ってくれなければ警察に電話を!

 

引越し当日にありがちなトラブル

ひ4

さて、いざ引越しという当日、約束の時間になっても引っ越し業者がやってこない。すぐに見積書か契約書に書いてある事務所に連絡を入れましょう。もしかしたら交通事情か何かで遅れているのかも。時間通りにやってこなくて、予定が大幅に狂ってしまったら・・・不可抗力でないかぎり金銭的な実害は業者に請求できます。遅くなってホテルに泊まってしまったなど、はっきりと業者が来た時刻、引越しが終わった時刻、かかった費用をわかるようにしておきましょう。でも、一番いいのは約束通りに引っ越し業者がやってくること。トラブルを避けるために、三日前に電話で確認しておくとより安全です。

ひ5

引越しトラブルで一番多いのがこれ。自分で荷造りして、そのやり方が悪くて落としたり、荷崩れしたりしてしまい、壊れてしまったものは弁償してもらえません。でも、明らかに業者のミスによるものは「補償」してもらえます。その金額や範囲は、実は契約書に決められていることがほとんど。契約するときにきちんと確認しておきましょう。しかし、壊れてしまったものは元通りにはなりません。実績がある信頼できる業者に頼むのが一番です。

引越し後に起こりがちなトラブル

ひ6

いざ、引越しが終わって、荷解きをしてみたら、荷物が足りない、段ボールの中の荷物が壊れているということがあります。もしもそれがわかったら、すぐに業者に連絡を入れること。壊れてしまったものは「どこで壊れたか」が問題になるので、発見したら触らず、その状態を写真などに撮っておくと良いでしょう。もしも、箱から出してしまったら、「荷解きをしてから壊れた」と言われるかもしれませんよ。 荷物が足りない場合もすぐに連絡を。ただし、中に何が入っていたか正確にわからないと、業者も補償のしようがない場合もあります。そんなことにならないように、段ボールには「中に何が入っているか」と「どの部屋の荷物か」、そして「番号」を書いておいて、数が足りているかどうかチェックするようにしましょう。 壊れ物などもきちんと段ボールにその内容を書いておけば、トラブルが減ります。また、荷物の紛失、破損に関しては、引越し後3ヶ月間しか業者に補償してもらえません。引越しが終わったらすぐにチェックを!

ひ7

貴重品が無くなるというトラブルが起こってしまうと大変です。そのためか実は、貴金属類や金券、現金などは、引越し業者が引き受けを拒否できる荷物なのです。もし業者に運んでもらうなら、そのことをきちんと伝えておかないといけません。貴重品であることを伝えずに運んでもらった場合、紛失しても補償はしてもらえません。何よりも大事なものですから、貴重品や現金の類は、自分で保管して運びましょう。